タイルの強い汚れやサビを落とす時の注意事項
例えばプランターや自転車のサドルからのサビがポツポツある場合と、使用例:5のようにタイル全面にサビがある場合とでは処理方法が違ってきます。
[ ポイント1:液剤処理は全面洗浄向きです ]
クイックダッシュのような液剤で処理をするメリットは、サビを落とすと同時に全面くまなく洗浄できることです。つまり使用例:5のような広くサビがある場合やタイル汚れも同時に落としたい時には液剤処理がお勧めです。
[ ポイント2:タイルの染み抜きはできません ]
ポツポツとしたサビを落としたい時に液剤を用いると、サビだけに液剤を塗布しても擦る際や洗い流す際に周りのタイルに液剤が付き、サビが広がったり使用例:4のように境目がムラになるので液剤処理は向いていません。タイルの場合は洗濯のような染抜きはできず、液剤を使うと必ず全面の洗浄が必要になります。
[ ポイント3:部分的なサビはベベルパッドで削り取る ]
ポツポツしたサビだけを落としたい時は、ベベルパッドでそのサビを削り取る方が簡単で時間もコストもかかりません。ベベルパッドは人工コルクのような素材でサビは削ってもタイルにキズは付きません。
※ベベルパッド:1枚売りはお電話にて承ります。1枚=2,500円 (税込)
- ご注意を:
- サンドペーパーやスチールたわしを使うとタイルにキズがつきます
酸性のトイレ洗剤を使うとタイル表面が荒れ白化けを起こします
タイルや目地を溶かす劇物を配合した溶剤にご注意下さい
[ お勧め:ムラにならずコストを下げる方法 ]
部分的に強い汚れがある時、最初に強い洗剤を使うと残りもその洗剤を使わないとムラになり、結果コストが高くつきます。コストを下げるには、安価な洗剤(業務用洗剤ミュープラス)で全体の汚れを落とし、残った強い汚れだけにクイックダッシュを使うとムラにならずコストも下げられます。